医療機関では、コスト削減と業務の効率化がますます重要になっています。
その中で注目されているのが リサイクルトナーの導入です。
純正品に比べて大幅なコスト削減が期待できる一方で「品質は大丈夫か」「トラブル時の対応は?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、医療機関が失敗しないためのリサイクルトナーの選び方や、実際の導入実績に基づく具体的なポイントをわかりやすく解説します。
ぜひ参考にして、自院に最適なリサイクルトナー選びにお役立てください。
リサイクルトナーとは?特徴やリスク
リサイクルトナーは、使い終わった純正品のカートリッジを回収し、部品交換やトナー補充を行った再生品です。
純正品に比べて大幅にコストを削減できる点が最大の特徴で、医療機関をはじめ多くの現場でコストカット対策として選ばれています。
実際に、ドゥファインとして支援した医療機関では大幅な経費削減を実現しており、年間100万円以上の削減を達成した例も多数あります。
一方で製造工程や品質管理が不十分な製品を選んでしまうと、印字のかすれやトナー漏れ、プリンター本体の故障リスクが生じる場合があります。
特に医療現場では、印刷物の品質が直接業務に影響するため、安さだけで選ぶのは危険です。
これらの特徴やリスクを理解した上で、次の項目から医療機関が失敗しないリサイクルトナーの選び方を具体的に見ていきましょう。
医療機関がリサイクルトナーを導入する際の選び方
リサイクルトナーはコスト削減効果が大きい反面、品質やサポート体制によって満足度に大きな差が生じます。
特に医療機関では安定した印刷品質が求められるため、単に価格が安いだけではなく、品質やサポート、納期の信頼性まで総合的に見極める必要があります。
そこで、リサイクルトナーの導入で失敗しないために、医療機関が確認すべきポイントを以下にまとめました。
- 医療機関の導入実績が豊富か
- どの程度のコスト削減につながるか
- 印刷の品質は良いか
- 品質認証を取得しているか
- 注文してから届くまでが早いか
- 購入後や不具合発生時のサポート体制が整備されているか
これらのポイントについて、順を追って解説していきます。
医療機関の導入実績が豊富か
リサイクルトナーを選ぶ際は、販売店が医療機関への導入実績を豊富に持っているかを必ず確認しましょう。
導入実績が多い販売店は、医療現場特有のニーズや課題を理解しており、電子カルテや各種診療記録の印刷に適したトナーや機種を的確に提案できます。
また、そのような販売店は、トラブル時のサポートや交換対応も迅速で、医療業務に支障をきたさない体制が整っているため安心です。
導入実績がある製品は、印刷品質や耐久性、トラブル対応の実績が蓄積されており、信頼性が高いといえます。
多数の医療機関で採用されている製品や販売店を選ぶことで、プリンターの故障や印刷不良といったリスクを最小限に抑えることが可能です。
そのため、リサイクルトナーを選定する際は導入実績の件数だけでなく、具体的な導入事例まで確認するようにしましょう。
どの程度のコスト削減につながるか
リサイクルトナーは純正品と比較して、大幅なコスト削減が期待できることが最大のメリットです。
しかし、実際にどの程度の削減が可能かは、購入先や機種、年間使用量によって大きく異なります。
そのため、導入を検討する際には必ず具体的な見積もりを依頼し、どのくらいの削減率が見込めるのかを確認することが重要です。
目安として、医療機関の事例では純正品比で30%〜70%程度のコスト削減に成功した例もあります。
ただし、価格だけで選んでしまうと、品質面でのトラブルやプリンター故障による余計な出費が発生するリスクもあります。
コスト削減効果と品質のバランスを見極めるためにも、信頼できる会社から見積もりを取得し、価格・品質・サポート体制から総合的に判断することが大切です。
印刷の品質は良いか
リサイクルトナーを選ぶ際は、印刷品質の確認が不可欠です。
特に医療現場では、診療記録や電子カルテの印刷物は、正確で見やすく、鮮明な印字が求められます。
そのため、印字の鮮明さ・ムラの有無・トナーの定着具合といった点は重要な判断基準です。
リサイクルトナーの品質は販売店やメーカーによって差があるため、購入前には次のポイントをしっかり確認しておきましょう。
- 不具合発生率はどの程度か
- どのような不具合(例:印字のかすれ、トナー漏れなど)が報告されているか
- 品質保証の範囲や対応内容
- これまでのトラブル事例や解決事例
これらの情報をもとに、自院の必要とする品質水準を満たしているか慎重に見極めることが大切です。
品質認証を取得しているか
リサイクルトナーを選ぶ際は、販売店や製品が品質認証を取得しているかどうかを確認することも重要です。
たとえばE&QマークやSTMC認証は、製品の品質・安全性・環境配慮が一定基準を満たしていることを示す認証であり、これらを取得している製品は一定の信頼性が確保されているといえます。
ただし、認証はあくまで目安のひとつであり、取得していない製品が必ずしも品質に問題があるというわけではありません。
実際、認証を取得していなくても、品質管理を徹底し、医療現場で安心して使える良質なトナーを提供している販売店も多く存在します。
重要なのは、認証の有無だけで判断せず、導入実績やサポート体制、トラブル対応の姿勢まで総合的に確認することです。
導入前には「どの認証を取得しているのか」、また認証がない場合でも「どのような品質管理を行っているのか」をしっかり確認し、納得できる製品を選ぶようにしましょう。
注文してから届くまでが早いか
医療現場では、トナー切れによる印刷停止が診療や事務業務に大きな支障をきたすため、リサイクルトナー選定の際には、注文から納品までのスピードが重要な判断基準となります。
優良な販売店の多くは、即日出荷や翌日到着に対応しています。
こうした販売店は、急な注文や在庫切れといった緊急事態にも柔軟に対応できるため、医療機関にとっては業務リスクを最小限に抑える強い味方です。
導入を検討する際には、最短納期や急ぎの場合の対応可否・注文受付方法・在庫体制、そしてこれまでの医療機関への納品実績について確認することが重要です。
納期の短さや対応の柔軟さは、医療業務の安全性と安定性を支える重要な要素であり、信頼できる販売店選びの大きな決め手となります。
購入後や不具合発生時のサポート体制が整備されているか
リサイクルトナーを導入する際は、価格や品質だけでなく、購入後のサポート体制がどれだけ整っているかを確認することが重要です。
特に不具合が発生した場合、どのようなサポートが受けられるかによって、トラブル時の負担や業務への影響が大きく変わります。
一般的には、以下のようなサポートが用意されています。
- 不具合品の無償交換対応
- トナーの再納品(至急対応の場合もあり)
- 必要に応じた技術スタッフの派遣
- プリンター故障時の相談受付やアドバイス
- トラブル原因の調査・報告書の提供
導入前には「どのようなサポートが受けられるのか」「対応スピードはどのくらいか」をしっかり確認し、安心して任せられる販売店を選ぶようにしましょう。
充実したサポート体制があることは、医療現場でリサイクルトナーを安心して使い続けるための大きなポイントです。
リサイクルトナー選びで注意すべきポイント
リサイクルトナーは、選び方を間違えると印刷品質の低下やプリンターの故障、思わぬコストの発生につながるリスクがあります。
特に医療機関のように印刷物の正確さや安定性が求められる現場では、慎重な選定が欠かせません。
リサイクルトナー選びで失敗しないために、以下の3つのポイントには注意しましょう。
- 価格を最優先にしてしまうこと
- ネットで買える手軽さだけで選ぶこと
- 保証内容を確認せずに購入すること
これらのポイントについて、順に解説していきます。
価格を最優先にしてしまうこと
リサイクルトナー選びで失敗しやすいのが、価格だけを優先して導入を決めてしまうことです。
確かにリサイクルトナーは純正品に比べて価格が安く、コスト削減効果が期待できますが、あまりにも安い製品は品質やサポートが不十分な場合があります。
「安かろう悪かろう」という言葉があるように、安さだけを理由に導入を決めると、印字不良やトナー漏れなどのトラブルが頻発し、かえって余計な出費や業務の混乱を招くリスクがあります(リサイクルトナーは特にその傾向が強いため注意が必要)。
医療機関では、こうした印刷トラブルが診療業務やカルテ管理といった重要な業務に直結するため、価格だけで選ぶのは非常に危険です。
価格の安さだけで判断せず、導入実績やサポート体制もあわせて確認し、トータルでのコストパフォーマンスを重視する選び方を心がけましょう。
ネットで買える手軽さだけで選ぶこと
近年、リサイクルトナーはネット通販で手軽に購入できるようになり、その便利さは大きな魅力です。
しかし、販売店の信頼性を十分に確認しないまま選んでしまうと、思わぬトラブルに発展するケースがあります。
ネット注文では実物を確認できないため、届いた製品が期待していた品質を満たさなかったり、保証や返品対応が不十分だったりするケースが少なくありません。
さらに、サポート対応がオンラインのみに限定される場合もあり、トラブル時の相談や迅速な交換が難しくなるリスクもあります。
特に医療機関のような印刷の緊急性や業務の重要度が高い現場では、保証内容や返品・交換ポリシー、サポート体制まで確認した上で導入を決めることが重要です。
信頼できる販売店かどうかを見極めることが、安心してリサイクルトナーを利用するための大切なポイントとなります。
保証内容を確認せずに購入すること
リサイクルトナーの購入時に、保証内容を確認しないまま発注するのは避けるべきです。
不具合が発生した際に、どの条件で交換してもらえるのか、プリンターに不具合が起きた場合の補償はどこまで適用されるのかを事前に把握しておきましょう。
保証が不十分な販売店では、トナーの品質不良によるトラブル時に交換や返金対応が受けられず、追加の出費や業務上の混乱を招くことがあります。
特に医療機関では、印刷の遅れが診療や記録に直結するため、保証内容の確認は欠かせません。
購入前には「どのような保証がついているのか」「トラブル時の連絡窓口はどこか」「対応スピードはどの程度か」などを確認し、安心できる販売店から購入するようにしましょう。
ドゥファインのリサイクルトナーを導入するメリット
ドゥファインのリサイクルトナーは、医療現場で安心して使える高品質とサポートを兼ね備えています。
単に価格が安いだけでなく、導入実績・コスト削減効果・迅速な納品・充実のサポートまで、医療機関のニーズに応える体制が整っています。
ここでは、ドゥファインを選ぶことで得られる具体的なメリットを4つ紹介します。
- 医療機関の導入実績が過去1年間で45件と豊富
- 約30%~70%のコスト削減につながる
- 不具合時のサポートが充実
- 注文してから最短で、翌日手元に届く
医療機関の導入実績が過去1年間で45件と豊富
ドゥファインは、2024年6月から2025年5月までの1年間で、全国45の医療機関にリサイクルトナーを導入し、販売本数は約4,200本(純正品を含む)にのぼります。
これらの実績は、ドゥファインが医療現場特有のニーズや課題を理解し、適切な製品とサポートを提供できるという証です。
導入実績の豊富な業者を選ぶことで、印刷品質の安定性やトラブル時の迅速な対応において安心感を持って利用できる点も大きなメリットです。
医療機関のように、印刷トラブルが業務に直接影響を及ぼすような現場では、こうした実績が業者選びの重要な判断基準となります。
ドゥファインは、これまでの実績に裏打ちされた確かな品質と充実のサポートで、医療現場に安心と信頼の印刷環境をお届けします。
約30%~70%のコスト削減につながる
ドゥファインのリサイクルトナーは、純正品と比べて約30%〜70%のコスト削減が可能です。
電子カルテ用プリンターをはじめ、多くの医療機関で大幅な経費削減を実現しており、中には年間100万円以上の削減を達成した例も多数あります。
ドゥファインは、価格の安さだけでなく、高品質・高保証の製品と手厚いサポートによる総合的なコストメリットをお届けしています。
万一、リサイクルトナーが原因でプリンターにトラブルが起きた場合も、修理費用を保証する体制が整っているため安心です。
導入をご検討の際は、ぜひ見積もり時に削減効果の試算をご確認の上、ご判断ください。
不具合時のサポートが充実
ドゥファインでは、リサイクルトナーに対する不安を払拭するため、不具合時のサポート体制を整えています。
万一、品質不良やプリンターへの影響が発生した場合も、迅速に無償交換・再納品を行い、必要に応じて担当スタッフが現地(東北6県と新潟県)での清掃や調整作業に対応します。さらに、トナーが原因でプリンターに故障が生じた場合は、修理費用までドゥファインが負担するため安心です。
価格だけを売りにした粗悪品が出回っている中で、ドゥファインは品質と保証を兼ね備えた安心の製品をお届けしています。
こうしたサポート体制は、業務に支障をきたさない安心感があると、多くの医療機関から高く評価されています。
注文してから最短で、翌日手元に届く
ドゥファインでは、在庫がある製品については発注後2〜3日で納品できる体制を整えています。
午前中のご注文であれば即日発送、最短で翌日のお届けが可能です。午後のご注文も翌営業日の発送を基本とし、可能な限り迅速に対応していますのでご安心ください。
ただし、新しいプリンター機種などでリサイクルトナーの在庫がない場合は、使用済みカートリッジの回収と再生工程が必要となるため、納品まで2~3週間ほどお時間をいただくことがあります。
その際は事前にスケジュールをご案内いたしますので、余裕を持ったご注文をおすすめいたします。
まとめ:医療機関がリサイクルトナーを賢く選ぶために
医療機関がリサイクルトナーを選ぶ際は、価格だけでなく、導入実績・印刷品質・保証内容・納期・サポート体制を総合的に比較検討することが重要です。
印刷物の正確さや納期の確実性は、診療や記録業務の質を左右するため、慎重な選定が求められます。
ドゥファインでは、医療現場の安心と信頼を支える高品質な製品と充実したサポートをご用意しています。
リサイクルトナーの導入をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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執筆者情報

2008年の事業立ち上げ当初よりリサイクルトナー販売に従事し、以来一貫して業界に深く携わる。豊富な経験と専門知識を活かし、ユーザー目線に立った最適な提案を心がけている。特に、コスト削減と品質・保証面におけるリスク低減とのバランスに配慮した提案には定評があり、総合病院、自治体、JAをはじめとした公的機関への導入実績も多数。加えて、さまざまな民間企業とも継続的な取引を行い、秋田県を拠点に東北全域から新潟エリアまで商圏を拡大中。誠実な対応と確かな提案力で、多くの顧客から厚い信頼を得ている。